一歩が踏み出せる。為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり

僕の好きな言葉です。

一般的には「為せば成る」までが有名ですが、その後に「為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」と続きます。

この言葉のおかげで苦しい時を乗り切り
・フリーランス
・治療院の開業
・法人化
を達成することが出来たと思います。

 

【読んで欲しい人】
何かをやりたい、成し遂げたいと思っているが、もう一歩が出ない人

【身につくこと】
この言葉の価値をさらに理解できる。
そして一歩、踏み出せる。

 

解説します

意味

どんな困難なことでも強い意志を持ってやれば必ず達成できる。達成できないのは本気でやっていたいからだ。
という意味です。

 

【かきのきぞの補足】
当たり前のことかもしれませんが、これは本当に本質を付いていると思います。

例えば、他の人から「すごい」と言われるような人は必ず、この言葉の通り行動しています。

 

誰が言ったの?

上杉鷹山(うえすぎ ようざん)です。
江戸時代後期、米沢藩主(今の山形県)。

廃藩の危機にあった米沢藩再生のきっかけを作り、江戸時代屈指の名大名です。

 

なぜ、この言葉は有名なの?

米沢藩で代々、受け継ぎられていた言葉です。

次期藩主(大名)に「伝国の辞」と一緒に伝えられていたそうです。

伝国の辞とは、藩主としての心得の3条です。

一、国は先祖から子孫へ伝えられるものであり、藩主の私物ではない。
一、領民は国に属しているものであり、藩主の私物ではない。
一、国・領民のために存在・行動するのが藩主であり、“君主のために存在・行動する国・領民”ではない。

 

以下が現在の言葉です。

一、国(藩)は先祖から子孫へ伝えられるものであり、我(藩主)の私物ではない。
一、領民は国(藩)に属しているものであり、我(藩主)の私物ではない。
一、国(藩)・国民(領民)のために存在・行動するのが君主(藩主)であり、“君主のために存在・行動する国・国民”ではない。
この三ヶ条を心に留め忘れることなきように。

この言葉から分かるように、上杉鷹山は名君でした。

 

まとめ

「為せば成る」は、誰もが聞いたことある言葉です。意味も何となくは理解していると思います。

しかし、実践できている人は、ごく一部です。
知っているだけでは、意味がありません。それを知って行動できるかが重要です。

行動する。
つまり一歩踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

実は僕は21才のときに東北1人旅をしていた時に、たまたま米沢に行ってこの石碑を見ました。

 

おまけの武田信玄

実はこの言葉はある武将の言葉を参考にしていると言われています。

それが武田信玄が言った「為せば成る、為さねば成らぬ。成る業を成らぬと捨つる人の儚さ」です。

今風に言えば、上杉鷹山は、この武田信玄の言葉に少しアレンジを加えて言いました。

 

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